ゼミのテーマは「人間とシステムのインタラクション研究」および「データに基づく社会現象・人間行動の分析」です。その旗印のもとで様々な研究プロジェクトが行われています。現在実施しているプロジェクトには次のようなものがあります(iTLゼミ、iDSゼミ、大学院、それぞれで実施しているプロジェクトを[iTL][iDS][院]で明記しています)。
「にこP」日本語を話さない人々とコミュニケーション&コラボレーション・プロジェクト [iTL][iDS][院]
日本の学生・生徒と海外の学生・生徒をオンライン会議システムで結んで異文化間交流教育を推進しようというプロジェクトです。飯尾が開発したDialogbookというe-Portfolioシステムを活用して、円滑な遠隔教育を実施します。
注:にこPの概要は「ことばのまなび工房」へ
ゲームプラットフォームTwineを活用したシミュレーション分析 [iTL][院]
ノベルゲームを簡単に作成できるTwineというプラットフォームに手を加えて、行動ログを取得できるようなシミュレーション環境を実現、それを用いて人々の行動分析を行うというプロジェクトです。
社会課題を可視化して問題提起するためのシステム開発 [院]
「議員の発言や意見を可視化してリコメンドするシステムの開発」や「ネット炎上に対する企業の対応策に関する研究」を進めています。
文字遊びと認知特性に関する研究 [iTL]
文章の一部を入れ替えても読めてしまうタイポグリセミアという現象を調査する実験的研究や、部分的に禁止文字を設定し禁止文字以外での文章を生成するリポグラムと呼ばれるもの、文字を逆さまにひっくり返しても読めるアンビグラムと呼ばれる表現を自動生成する研究など、少し変わった文字による文章表現とそれを人間がどう認知するのかといったことに関する研究です。
人間関係データベースの構築 [iTL]
人間の属性情報に関する個人的なデータベースを開発しその利用効果を検証する研究です。
絵画の鑑賞支援システムの提案 [iTL]
絵画の鑑賞をもっと気軽にできるようにしようという目的で、さまざまな観点から情報提供を試みるプラットフォームの開発と評価を行います。
七夕祭企画の改善 [iTL]
2024年より、iTL七夕祭というイベントが開催されています。本研究はそのシステムを改良し、1. イベントの持続的開催を目指すための事業化、2. 七夕以外にも初詣の絵馬などに活用できるシステムの拡張などを検討しています。
旅行支援アプリの提案 [iTL]
旅行計画を策定して円滑に旅行ができるように支援するためのアプリを開発し、その有効性を評価します。
ウェルビーイングに関する意識調査 [iDS]
ロイヤリティマーケティング社との共同研究です。ウェルビーイングを実現するにはどうすればよいのか、人々の意識はどうかなどについて調査し、ウェルビーイングの実現に向けた施策の提言を試みようという野心的なプロジェクトです。
図書館の利用データ分析・図書館利用体験の改善 [iDS]
文学部社会情報学専攻・小山ゼミ・常川ゼミおよび八王子市図書館との共同研究です。八王子市図書館の利用状況や、セルフ貸出機の効果的な利用法に関する検討などを進めています。
企業データの分析 [iDS]
NDRが提供するデータを用いて各種の分析を行なっています。過去には、楽天トラベルのデータ、ホットペッパービューティのデータ、Yahoo! 知恵袋のデータなどを対象に分析を進めました。現在は不動産評価のデータを対象に分析を進めています。
ゲーム・レビューデータの分析 [iDS]
オンラインゲームのレビューテキストを対象に感情分析や単語の出現頻度解析などテキストマイニングの手法を用いて傾向を分析しようという試みです。
ソーシャル・エンジニアリング [iDS]
フィッシングメールの対策としてRAGを組み合わせて新しいフィルタを作ってみようというプロジェクトです。
生成AIとメタバース時代の3C Skills (Communication skills, Collaboration skills, Critical Thinking Skills) の育成 [iTL]
iTL斎藤先生ほかとの共同研究です。生成AIとメタバースの活用を通じて、学生に最新技術の責任ある利用と可能性を探求する機会の提供に向けた最適解を追求するというものです。2024年3月から開始されました。
社会インフラにおける標識の識別能力と嗜好性の関係
街は標識(サイン)に溢れています。それらの標識は、その標識が示す意味を、的確に伝えられることが重要です。そのためには「注目を集める」ために興味深いものにするという戦略がとられることがあります。公衆トイレや施設内トイレの標識(トイレサイン)を題材にして、その傾向の分析と嗜好性に関する研究を進めています。